50代サバイバル#15: 「現実は、多くの人は株で失敗してしまう方程式」<ー男女共通の悩み

 今回は「現実は、多くの人は株で失敗してしまう方程式」についてコメントをさせて頂きます。

株式投資を否定しているわけではありません。

考え方のお話です。

「現実は、多くの人は株で失敗してしまう」: 理由は、単純です。

繰り返しになりますが...

*株式に対する分析が足りない
*資金が少ないため、感情的になり売買をしてしまう
*資金が少ないため、リバウンドを待つことが出来ない

こちらを克服できない場合、「多くの人は株で失敗してしまう」の仲間に入る事になります。

そもそも、株式投資は分析などの努力が報われず、自分で株価をコントロールができないことも大きいです。例えば、クラウド系の仕事、その他なら自分で何を、いつ、どうするかをコントロールできます。

結果的に前回こちらのBlogで記述をさせて頂きましたが、「退職金」はとにかく投資に手を付けない方が良いと思います。

理由:

1.大きな資金の塊「退職金」を失うと取り返し(回収)をするのは困難。

  投資で大きく失敗した場合、「じゃ、投資で取り返そう」と思ってもほぼ失敗します。 と言うのは、そもそもそんなに運用能力があれば、そんなに大損を出さないからです。 従い、投資で損金を取り返そうとすると、もっと損を出す確率が「大」です。

2.今まで真面目に会社に打ち込んできた一般人の方が「海千山千」の投資業界で利益を上げるのは、かなり難しい。 「¥を失う」確率の方が大きい。

などなど...

最近、少し考えたことがあります。

例えば、1000万円の借金があり、金利が3%だとします。とすると金利の支払いは年間30万円です。

1000万円分の株式を購入しました。 配当金が3%でした。 とすると年に30万円です。

ゆえに、1000万円の借金を返済した場合、リスクを取る事もなく年間30万円浮くことになります。 ある意味、リスクなしの確実な利益です。 この30万円で夜の街へ繰り出すもよし、株式投資するものよしだと思います。

では、株式の配当3%の30万円はどうなのか? おなじ30万円を長期間得られるかもしれませんが、実はこの会社が粉飾決算をし上場廃止になるかもしれません、はたまた「中国恒大(こうだい)集団」のせいで、利益を吹き飛ばし配当が無くなるかもしれません。

つまるところ、配当金の3%どころか投資資金の半減、もしくは消滅のリスクもあります。

これは、各自の考え方にも大きく左右します。

然しながら、せめて金融市場に慣れるまでは全社の融資金利返済で3%、30万円を手にした方が良いと思います。

特に現在、「中国 恒大集団」どころか「米国 デフォルト懸念」のせいで市場がかなり不安定です。とすると、よほど市場を分析し、メンタルが強くないと市場に負けてしまいます。

結果、投資環境になれるまで、もしくは市場が落ち着くまでは返済する必要のある分野があれば「融資金利返済で3%」の利益だしを狙った方が良いかもしれないと考えました。

みなさんはどうお考えになりますか?

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